【1年生】科目のお話し 〜その2〜【鍼灸あん摩】

前回は、はりきゅう、あん摩マッサージ指圧の国家試験を目指す1年生向けに解剖学と生理学のお話をしました。

→前回の記事:解剖学と生理学のお話

今回は引き続き経絡経穴概論と東洋医学概論について書いていこうと思います。

目次

1 経絡経穴概論

2 東洋医学概論

3 最後に

1 経絡経穴概論」

【こんな科目】

・いわゆる「ツボ」を学ぶ。
・「ここに効く!」みたいな特効を想像していた経穴(ツボ)だが、グループ分けされており、割と整然と、等間隔で並んでいて拍子抜けする。
・毎週のように小テストがあるところも。
・すぐ消え去っていく記憶たち。

【アドバイス】

まずは小テストをこなしていきましょう。自力と机に向かう精神力につながります。
経穴はエピソード記憶と結びつきづらいので忘れていきます。忘れるからと言って本番直前まで何もしなくていいというわけでは全然ないです。何度も覚え直していると、次に覚え直すときの時間がどんどん短縮されるので無駄ではありません。
暗記のコツとしては、頭文字を覚える、ストーリーを無理矢理つくるなどがあります。部位撮り方は気合い、名前を覚える時に大体の部位を指し示しながらだと記憶が結びつきやすいはずです。
例:ちうてきょしゃ(中府、雲門、侠白、尺沢)。政府が雲にあって門の前に白い沢が流れている。

2 東洋医学概論

【こんな科目】

・東洋医学に則ったちょっと不思議な世界。
・生活や結果に基づいた経験医学なので理由はどうあれ治療に結びつくことも。
・世界観に抵抗があるとしても覚えることが少なく、その割に出題数が多いので、受験生の武器になりやすい科目。
・異質なものも受け止める、という知的態度を培うことができるかも?

【アドバイス】

慣れない漢字や独特の概念にびっくりする人もいるでしょうし、面白いと思える人もいるでしょう。
それぞれの受け止め方とは裏腹に得点源になる科目です。
覚えることは他の重要科目に比べて少なめですが、五行色体表や気血津液、臓腑の働きなど着実に抑えていきましょう。
西医脳と東医脳を切り替えて!
例:西洋医学の肝臓と東洋医学の肝は全く違う(お酒飲みすぎると肝臓に良くないが、肝とはあまり関係がない)。

最後に

今回は「1年生の科目その2」として、経穴と東医について説明、アドバイスを行いました。
その3では衛生学と〇〇理論について書く予定です。
→その3 衛生学、理論はコチラ

もし「授業がついていくのが大変」とか「何を勉強したらいいか分からない」とか「効率的に勉強したい」という方がいらしたら、オンライン家庭教師(ココナラ、zoom)をしておりますのでご連絡ください。

それではまた!

オンライン家庭教師を希望の方は予約からご連絡ください。

ココナラでも生徒募集しています。


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP