熱いものを食べるのが苦手な人、またはそのような特性を持っている人を猫舌と呼びますが、実際の猫も猫舌らしいです。
たまーに科学雑誌が読みたくなる時があります。
ちょっと前にも読みたくなって、猫サイエンスな雑誌を買いました。ニュートンの増刊号で『Nyaton』です。読み方は「ニャートン」。
遺伝子によって毛の色が決まるお話や、爪が伸びる仕組みなど、猫にまつわる「はてな?」が明らかにされていきます。科学といってもニュートンなのであまり難しくないのもいいですね。猫なだけにまったりした気持ちで読みたい。
タイトルにした猫舌の件ですが、この元になったのはやはり猫のようです。猫は猫舌らしい。
でも、熱いものが苦手なのは猫だけじゃなくて自然界のほとんどの動物が猫舌らしいのです。犬も猫舌。
理由は「自然界には体温を超える熱を持ったものが少ない」から。
火を使って調理するのは人間くらいですもんね。そりゃそうだ。
猫は肉食なので30〜40℃くらいがお好みらしいです。
夏場はアイスコーヒーを絶やさないように作っているのですが、そろそろ終わりかなと秋をしみじみ感じています。しばらくホットコーヒーの季節です。
こんな何気ない変化ですが、ニャートンを読んだ後だと、「人間は幅広い温度帯をフォローできる舌を持っていてすごい」と思ってしまいます。
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